写真の安心保管

2008年7月30日 (水)

新型半導体レーザー 次世代ブルーレイ発表

昨日、浜松ホトニクス、(あのノーベル賞小柴さんがスーパーカミオカンデでニュートリノを捕捉するために使う巨大なフォトセンサーを開発担当している有名企業だ)が、

世界最短の波長で発光する半導体レーザーの開発に成功したと発表した。

ブルーレイは405ナノメートルの青色半導体だが、チッ化アルミガリウムという化合物を発光層に使い、波長342ナノメートルの発光を実現した。

「ブルーレイディスク(BD)」の記録容量(25ギガバイト)を4,5倍上回る次世代光ディスクが実現、可能になるという。

12cmのDVD版と同じ光DISCで100GBの容量を持つ保管媒体が実現し、高精細化したレーザープリンターなどの開発にも応用できるという、素晴らしいことだ。

これで光ディスクは、CD-R,DVD-R、Blu-Ray、次世代Blu-と4世代の互換性が得られることになり、4世代のアルバムdiscが everplayの書き換えシステムによって自在に乗継げ、大切な思い出を100年先に遺せるというHOTALBUMの完成度が、また高まったことになる。うれしいかぎりだ。

写真を100年安心保管するには、

日本製の寿命が保証された、太陽誘電製の専用disc(HOTALBUM)を使えば、必要に応じ DVD-RやBlu-Ray discにeverplay規格で データ移住(migration)で書き換え乗継ぎ、保管するで、システムがいくら進化しても、再生できなくなることはなく、安心保管できると説いてきた。

このことをCDs21ソリューションとかRWPPIなど光discの業界団体の講演でも述べてきたが、

理由は、discはパソコンや、メモリーカードと違って、世代が変わっても、従来のCDまですべてサポートされ互換性がきわめて高く維持されているからで、ブルーレイの次もこの互換性を維持するよう、業界の会合トパーテイ-でお会いした、CDs21の会長である、光discの大御所 中島平太郎氏にもお願いしてきたところであった。

CDやDVDなどの光DISCは何といっても、外形が12cmで統一され、DVDやBlu、DISCのドライブになっても、音楽CDがあるためか、ドライブにはかならずCDドライブも搭載し、サポートしている。

CD-R/DVD/Blu の3世代間で自動的に書き換えるためには極めて便利なシステムであり、100年安心保管のコンセプトつくりでは非常に助かった。

フロッピディスクもMDもすでに世になく、VHSも消えつつある、SDはSDミニやSDマイクロに変わり、昔のカメラには装填できなくなるなど、デジタルの互換性がきわめて低い中、光DISCの3兄弟は互換性を維持しながら進化するというデジタル時代の優等生であり、業界でのHOTALBUMの乗継システムを説明しても分かりやすかった。

唯一の心配は、Blu-Rayのあとはどうなるのでしょうか?という質問であった。

次世代はホログラムか何かになってやはり、12cmの互換性は維持されるのではないか。。と説明をごまかしてきたが、その継続性については心配であった。

ところが、昨日の浜松ホトニクス、の発表で4世代、が揃ってくれ、安心した。

コンパクトディスク、CDは規格策定から25年もたっている長生きの稀有な規格と媒体だが音楽ソフトがある限りまだまだ長生きするだろう。

DVDも映画ソフトがたくさん出回っており、おそらく長生きする規格だ、次世代ブルー時代でもやはりCDを含めた4世代が同居し、互換性を維持し、写真保管に最適で便利な媒体となるだろう。

100年先は、ほとんどの方は生きていないからわからないが、私が提唱してきた、光DISCで100年安心書き換えmaigration systemはますます確実になってきた。

浜松ホトニクスさんありがとうと言いたい。

Blu-Ray のドライブはCDドライブを搭載しているが、同じピックアップレンズで読み書きできているか、まだ実現はしていないようだが、いずれ可能となり、未来は次世代ブルレイも含め、4世代を同一ピックアップレンズで読み書きする時代が来るだろう。

このピックアップレンズは非球面プラスティックレンズでできており、コニカの故 小嶋忠氏が築いた技術分野とビジネスである。

コニカ(現コニカミノルタ)の世界シェアは90%以上の寡占で誰もマネができない技術のようだ。レンズの大きさは2、3mmだが、その精度は東京ドームの大きさに換算しても数ミリの誤差で、高精密金型設計技術とプラスティック射出成型技術により優位性が維持されている。

太陽誘電製の光DISCもエラーレイトの低さや寿命の長さは、とびぬけており、台湾、中国や東南アジア製に比べ数ケタすぐれた品質で長寿命を誇る。

色素技術もあろうが、やはり基材のプラスティック射出成型技術との組み合わせにより優位性を実現しているものと思う、素晴らしい製品だ。

HOTALBUMはそんな素晴らしい日本製の技術で囲まれており、100年安心保管の技術を実現しており誇らしいことだ。

車も、家電製品も、デジカメも、そういえば日本製しかない。

もっと自信をもつべきだろう、日本製に、日本人に。。。と思う。

われわれが作ってきたのだ、これらの技術。

これからも日本の若者が引き継ぐはずだ、信じてよい。

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2008年7月 4日 (金)

ありがたい応援

ある方がHOTALBUMを応援したいと申し出てくれた。CAPAというカメラ雑誌に広告を出してくれるという、

見返りは?と聴いても何も無い。HOTALBUMが売れて、”写真を守りたい、大切な思い出を安心保管させたい、長く保管出来るようにHOTALBUMを普及させたいという、あなたの活動が応援出来ればいいという。誠にありがたい話だ。

広告の内容は、

HOTALBUMを買って、あなたが撮りためたベストショットを使ってスライドショー作品を作り応募しませんか、というコンテスト募集の広告だ。特賞は、賞金30万円、副賞もあり、魅力的だろう。

募集要綱では、20枚から50枚の写真を使って、タイトルやコメント、BGMを使って、内容を競うことになる、自分史、観光地宣伝作品、素敵な旅行記、趣味の作品集、家族のイベント、サークルなど、おもしろそう。

今までの写真コンテストは、一枚の写真で芸術性を競った、光の利用であったり、構図であったり、瞬間であったりしたが、スライドショーのコンテストはどんな結果になるだろう。

新しい歴史が始まるかも知れない、そういえば欽ちゃんの仮想コンテスト的な沢山の写真で構成を競う全国大会などに発展したらとか、空想はドンドン広がり、おもしろそうである。

20枚以上の写真の組み合わせで何が表現されるだろう。どんな作品が集まるか、創造的な作品が沢山集まればいいなと期待している。

この方は、若者の育成にも熱心な方で、西麻布にある、デザインや広告宣伝会社をやられており、ユニークな社長だ、いつも飾らず、私に手厳しい言葉をぶつけてくれる友人だが、ビジネスを離れても長いお付き合いをし、信頼しあっている。

この春、病に倒れ、療養中だったが、今回は、17日に発行される雑誌の広告だから、ほぼ準備が出来上がってからの突然の連絡であった、私に心配かけまいとの事だろう。西麻布のオヤジに深く感謝する。

このコンテストでどんな作品が見れるか本当に楽しみ。,HOTALBUMのホームページでも急ぎ告知しなければ、また忙しくなる。

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2008年6月19日 (木)

クレーム

写真を守るために、写真保管専用のdiscを用意したのがhotalbumだが結構苦情が多い。

大切な思い出を守るためには品質が確実に保証された太陽誘電製のDISCが必要と判断し苦労して専用生産をお願いしたものである。推奨DISCを使って下さいという程度のぬるいお願いでは、誰もこれを購入して使ってくれるとは限らない。

専用のCD-Rとして規格内でメーカーコードを新たに設定しスタンパーで刻印しても、ドライブが読まないという問題もあり、お客様は折角NETで専用HOPTALBUMを購入し、いざ使おうとしてPCに挿したら専用DISCではありません、専用discを挿入してくださいという指示が出てしまいクレームになる。

殆どが東芝のドライブで起こる問題のようだ。この東芝ドライブでHOTALBUM ディスクが書き込めない、ディスクを認識しないという問題が多発している。

調べてみたら東芝のドライブはいろいろなパソコンメーカーにOEM供給され、搭載したパソコンがいくつかあるようだ。東芝のパソコンだけではない問題のようで厄介だ。そして東芝のホームページにこの障害事故の告知が乗っている。
http://www.tsstorage.com/info/5002_6012j.html
http://www.tsstorage.com/info/1202j.html

お客様から問い合わせの多いこれらの問題をホームページの良くある質問に、すべてまとめて更新し掲載してみたので参考にして欲しい。 

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2008年6月18日 (水)

やはり、写真はいいな-

先週、音楽家で宗教家でもある先生に、HOTALBUMを使って、月末の講演で使われる写真を先生が作曲したピアノ曲をBGMに使ってスライドショ-にして差し上げた。

其の講演会の世話役の方から先生がブログで非常に喜んで感動されていましたよとメールで伝えてきてくれた。

この先生ご自分の自宅の教会を使われて音楽教室を開き、多くの子どもたちの育成に取り組んでおられる。1年生の小さな子どもたちと大きな紙に書いた音符を使ってのお勉強からはじめ、5年目で全国大会参加にまでこぎつけた活動史を紹介した写真ですが、子どもたちが音楽を通じ成長していく姿と、応援団の家族も一緒の手作りの活動が手に取るように分かる内容でほほえましいものでした。

実は私どものHOTALBUMは、主婦やシニアなどパソコンスキルが無くても使えることを特徴とし国民的なアルバムをめざしていることもあって、誰でも簡単にBGMつきのDVD-Videoが編集できるが、スライドショーはそれほど凝ったものではなく、きわめてシンプルで一切の修飾効果もありません。一枚一枚の写真に、短い一言をキャプションとして白抜き文字で入れただけのものでした。

先生が初めてこのスライドショーをDVDでTVでみられて、ものすごく感動していただいたとすれば、それは作品の出来ではなく、おそらくこの間の子どもたちとの苦闘の一コマ一コマが思い出され、子どもたちが良くここまで成長してくれた、という思いでジーンとされ感動してしまったものとおもわれます。

写真はいいな。。と思います。一枚一枚の思い出のシーンの後ろに多くの方の思いや愛がある。

動画のようにすべてを画像で表現し修飾してしまうと思い出に浸る”情”の部分のゆとりが損なわれるかもしれない。

記録をストーリーにまとめ、データとあわせてスライドショーでも保存できるこのアルバムはやはり人々に感動を与えることが出来そうだ。

勇気をまたこの先生からいただいた、やはり写真を大切にしていこうと思う。

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2008年5月12日 (月)

写真の主要なお客様は、主婦、シニア、育児ママ

写真の撮影シーンを分類すると、トップは旅行『海外、国内)でおよそ53%、家族や子供が次で、25%、そして写真の最大のユーザーは主婦、シニア、育児ママである。若い方が携帯で、食事のメニューや自分撮りなど手当たりしだいに撮影し、撮って観て終わりとしている様な写真は入っていない。

デジタルはこの写真の主要なユーザーである主婦、シニア、育児ママに優しくなければならないが、基本的にはパソコン、特にウィンドウズルールを熟知していなければ使えないため、この方々には非常にやさしくない商品のようで、大いに迷惑を蒙っているようだ。

ヨドバシカメラが2004年に店頭で調査した結果が、同店のポイントネットワーク誌に当時何回か載っていた。パソコン購入者へ店頭で聞いた結果だが、メールやNET(WEB閲覧』は65&程度の方が問題なく出来るが、パソコンでデジカメ写真のファイル操作が出来るのは2.8%しかいない。この結果は一般顧客のもので、主婦、やシニアのスキル弱者ではもっと少なくなるだろう。

旅行でも、家族イベントでも、写真を撮ったお父さんが、パソコンのHDDにしまってしまうため撮られた家族や仲間がプリントしたくてもデータは自由にはならない。ましてやVista時代はセキュリテイが高まり、家族であっても勝手にパソコンを開けて写真を取り出すことは出来ない。たいていの場合はプリントしてとお願いしてもなかなかやってくれない、夫婦喧嘩までいかないと目的のプリントはできないとのこと。

育児ママはもっと悲惨のようだ、最初の赤ちゃんの写真は毎日でも何枚でも撮りプリントしたり、遠くの両親に送ったり大変忙しいが、赤ちゃんが2歳にもなると写真の整理やプリントが出来なくなる。なぜならパソコンを出すと、赤ちゃんにキーをやたらたたかれ、ただでさえ大変な作業が邪魔され、結局お店にもっていくことになるらしい。

アルバム整理のパソコンソフトは何回買いなおしても使えたためしが無い。動画をとっても楽しみ方ひとつ分からない、そんな主要な顧客の不満をよそに、デジカメは画質だ、手振れ防止だ、カオ検出だと、何のための機能かお客には分からないまま、競争がおこなわれ、毎月何機種かの新製品が出ては消えていく。

アナログ写真ではお客様はシャッターを押すだけ、世界中どこのお店に出してもプリントが得られ、どこのお店で、フィルムを買っても、何も考えず使えた。デジカメでは、カメラを買い替えたら前のメモリーカードが使えないなどはざらだ、もう一回マニュアル観なければ使えない。

これでお客さまといえるのだろうか?

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2008年5月11日 (日)

CD-R,DVDーR,Blu-Rayなど光ディスクで写真を永久保管

CD-RやDVD-Rなど光DISCがなぜ写真の永久保管に適しているか?「勿論ブランドを選んで高品質野DISCのことだが』

まずメモリーカードやパソコンHDDの寿命は十数年、特にパソコンは十年以下と思っておいたほうが良い。スマートメデイアは既になく、SDはSD-MINIになり、メモリースティックはデュオと数年で形を変えてしまい、数十年後にはまったく形がちがって使えなくなってしまうだろう。

一方CD-RやDVDは国産品を選べば間違いなく30年以上、100年もの寿命が期待できる。さらにこれは形も外寸も12cmで互換性がありBlu discであってもドライブの互換性が保たれている。

ただそれだけで、写真を永久保管できるわけではない。いくらCD-Rが、安定で半永久の寿命があっても実は意味がない、CDやDVDの取り扱いに気をつけないと、傷をつけたり曲げたりゆがめてしまったらデータは再生できない、又たとえ完全保管できても、100年後、いや30年後であっても、これらのドライブが実存する保証はない。

では何故、HOTALBUMが、CD-RやDVD-Rに保管して、100年安心保管と言えるのだろうか。それはホットアルバムが誰でも無意識に保管すれば、EVERPLAY規格というファイルフォーマットで記録されており、DISCのドライブが次世代システムとなったら、自動で書き換えできる仕組みが搭載されるからである。

また無意識に保管しても、安心できる仕組みが、まだいくつか入っている。

それは、アルバムDISCとパソコンHDDでダブルに連携保管出来るから、突然パソコンがウイルスやクラッシュなどの事故でダウンしても、データーはアルバムDISCに保管されており、アルバムDISCをなくした場合でも、パソコンにデータが残っているという、どちらかのデータが護られるようくふうされていることである

アルバムDISCには、OSが変わってしまってもそのまま見れるよう、必要なすべてのソフトやビュワー、がデータと合わせて書かれて(オールインワン)おり、

写真データは4つのデータ(JPEG、サムネール、スクリーンネール、ビデオ画像)に分け、DISC上の別々の場所に自動分割記録し、たとえDISCが傷ついても、データはどこかの場所から再生できるよう工夫されている。

また、保管ケースは遮光性で紫外線劣化を防ぎ、ジャケットプリントで中身の写真が外から一目でわかるよう工夫されている。

またEVERPLAYによる書き換え〔Migration-Rule〕機能が搭載されている。この機能はCD-Rの時代が終わり、DVD-RやいきなりBluRay DISC時代になってしまっても、アルバムをまとめて次世代ディスクに自動で書き換えれば写真は継承できることになっている。

CD-Rは25年前にできたコンパクトディスク(CD)規格で,進化が早いデジタル時代に25年もの長寿の規格として今でも健在な珍しい規格である。CD-ROMなどでソフトや音楽ががある限りこの規格はサポートされ続けるものと思われる。

そのためDVDドライブであっても、Blu-RyaドライブであってもまだまだCDはサポートされ同時に内蔵される珍しい規格でもある。しかもCDもDVDもBluも12cmで外形が統一され、その次はホログラムか何かわからないが、おそらく外形も統一され、4世代のドライブが、同時にサポートされる可能性があり、理想的な互換性を持っている。

光ディスクは、メモリ-カードなどがどんどん形を変えてしまい互換性がなくなるのに対し、ユーザーに迷惑をかけないような、親切設計となっている。写真保管したアルバムが同じドライブで簡単に自動で書き換えできれば、ドライブやOSの世代交代は怖くない。誰でも簡単に、古いDISCを次世代DISCにコピーすればよいことになる。

EVRPLAYはこの書き換えMigration Ruleを内蔵し静止画も、動画も、撮影情報などメタデータもすべて落ちなく自動で書き換えることができる。

したがって赤ちゃんの写真を100年後にも安心継承できるというわけである。

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2008年5月10日 (土)

DVDの寿命の推定【デジタルコンテンツ協会】

パソコンだけでは心配だから、写真を永く保管し、家族や仲間ともデータをシェアできる媒体として、たいていの場合,誰もがCD-RやDVD-Rへのバックアップをイメージし、その寿命は半永久的だと信じている。

このCD-RやDVD-Rの寿命推定の方法を確立しようと、取り組んでいるのが経産省関連の財団法人 デジタルコンテンツ協会 である。

ここが2003年から2004年にかけ国内の店頭で入手できる18ブランドについて寿命推定実験を行ってその結果を発表している。

寿命推定は通常アーレニウス試験という方法で行われる。この方法は、温度と湿度を高温,高湿に数点変化させ、その条件で劣化を加速させ目的の特性データ―の変化を測定する。各温度での劣化結果の関数[傾斜]を常温(25度)に外挿[補外法]し寿命としている方法である。

私がコニカ㈱、在職当時のカラー写真の無水洗処理の開発でも、、水洗処理するより、化学的な安定化処理を施したほうがはるかに劣化が少ないということを証明したのもこの方法で、実際、写真の処理は水洗がなくなり、世界中に普及し、30年近く立ち、結果は問題なく、この試験法が実際の結果と大きくはづれていないことを証明している。

同じくコニカ㈱が世界で初めて百年プリントというカラーペーパーを開発し、発売した技術もこの方法によって新しいカプラーという色素の分子構造の工夫によって、プリントが100年後にも、問題ない程度にしか褪色しないことを証明したものである。

実際には100年先のことは誰にもわからないが、高温,高湿で温度を数点変化させ、数週間保存し、其の状態での劣化度を測ることで、常温での100年後の劣化度を推定できるという、化学におけるある法則を応用した寿命推定方法である。

デジタルコンテンツ協会の試験ではDVDのデータが読みとれる基準を設け、数点の高温、高湿下に記録ディスクをおいて、劣化を測り、常温では何年でその基準値を上回るエラーレートとなり、危険かを寿命として推定している。発表された試験結果は

DVDの推定寿命(デジタルコンテンツ協会調べ)。
 ◇DVD-R(書き込み一度だけ 消去不可能)
   国内Aブランド 105年
   
国内Bブランド 実験中に劣化が進まず、推定不能
   国内Cブランド 11年
   国内Dブランド 19年
   台湾Eブランド 実験前からエラーが多すぎて推定不能
   台湾Fブランド ディスクによってばらつきがあり推定不能
   台湾Gブランド 実験前からエラーが多すぎて推定不能
   台湾Hブランド 実験前からエラーが多すぎて推定不能
 ◇DVD-RW(書き込み何度でも 消去可能)
   国内Iブランド 12
400年
   国内Jブランド 45年
   国内Kブランド 28年
   台湾Lブランド ディスクによってばらつきがあり推定不能
   台湾Mブランド 劣化が早すぎて推定不能
 ◇DVD-ROM(書き込み何度でも 消去可能)
   国内Nブランド 307年
   国内Oブランド 219年
   台湾Pブランド 139年
   台湾Qブランド 15年
   台湾Rブランド 10年
 (実験データに基づく推計値で、実際はほかの要因でより早く劣化する可能性もある)
,

というものでこれに基いてNHKや朝日新聞の報道は行われたものと思われる。

このブランドがどこのメーカーかは公表されていないが、実は私がコニカ㈱在職当時2003年にHOTALBUMの開発の中で、まったく同じ試験をCD-RとDVD-Rに対し行っている。

この結果から、この国内ブランドがどれか、海外ブランドがどれかはおおよそ見当がつくが、そんな理由からホットアルバムコム㈱として発売した、ホットアルバムデイスクは 上記DVD-Rの劣化しないサンプルBのメーカーと思われる〔われわれの試験結果から推定)

国内メーカーに日参し、採算性がない中で写真を守るためにはと、やっと専用生産を認めていただき、発売したものである。このときには多くの方にお世話になり,今でも感謝している。

現在日本国内の写真店で書き込みサービスされているHOTALBUM DISCもこのメーカーの専用生産DISCであり、あらゆるドライブでのテストでも他のメーカーのDISCとは数倍異なるエラーレートの低さであり、国産技術の高さには驚嘆している。このメーカーの汎用DISCは国内数社の有名メーカーにもOEM供給されているはずであるが、品質の高さが正しく理解されておらず、海外品の価格の安さに押され、品質が正しく理解されていない現状は、まことに残念であると思っていた。

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2008年5月 7日 (水)

NHKニュース9、DVDで永久保管は無理か?

此のブログのタイトルである、”写真を守りたい”を立ち上げた目的は、デジタルデータの保管が如何に難しいか、大切な写真を一瞬に消滅させてしまう危険が如何に多いか、皆様に、気付いていただき、大切な思い出、写真を、正しく保管する方法を知っていただき、次世代に遺す努力をしていただきたいと思ってのことでした。

それには、まず私の、開発商品の姿勢を知っていただき、HOTALBUMがどういう経緯で開発されたかを理解していただく必要があるとおもいブログを立ち上げました。私の人柄や開発、起業についての考えを出来るだけ多くの方に知っていただこうと思い、まずは、若い起業家の方に経験を伝えようとこのブログを書き出しておりました。

写真への思いは、おおいおい触れようとしていた矢先、昨夜、NHKのニュース9での特集放映、”DVDで永久保管は無理か?”という衝撃的な写真保管の危険性の放映となってしまいました。

この放送で、現在のデジカメ写真の仕組みが永久保管や安心保管という点では如何に危険か?良く理解いただけ手間が省けることになった気もしますが、

此の問題は、今年2月9日の朝日新聞夕刊の一面でも大々的に報道されたため、、その直後からPWPPIやCD-s21などの業界団体からHOTALBUMの写真の安心保管の仕組みについて講演をたのまれ紹介してまいりました。

業界が関心を持っているのは,HOTALBUMがEVERPLAY規格http://www.everplay.org/jpという業界標準のファイル構造を使って、CD-RやDVD-Rに写真を保管し、パソコンとアルバムDISCでダブルに連携保管し、このアルバムDiscを遮光性の保護ケースに保管してデータを紫外線から守り、媒体の世代交代には次世代システムにEverplay規格のマイグレーションルール『移住』で書き換えが出来るなど、100年後にも安心して鑑賞可能なシステムとなっていることをご紹介してきました。

私どものHPwww.ha-hotalbum.com にその講演の内容をPDF原稿として掲載してあります、是非参照して欲しいと思います。

ホットアルバムはもともと私がコニカミノルタ㈱に在職時、大前研一(コンサルタント)氏と一緒にデジタル写真の保管の危うさを解消しようとアイデアを出しあい、その後も、氏の協力を仰ぎながら開発した商品です。

此の商品を社会共通のデジカメ写真のアルバムの標準『デファクト』にしようと考え、富士フィルム㈱やKODAK㈱にも呼びかけEVERPLAYという規格を策定しました。

これは、進化が激しいデジタルの世界で、赤ちゃんの写真を100年後にも、鑑賞できるよう記録フォーマットを規格化し、業界互換性や、書き換え継承『Migration』やHD-TVでの高画質鑑賞など未来を睨んだ特性を盛り込みこのEVERPLAY規格を策定したものです。

此の規格は現在、OSTAという業界団体にその運営を移管していますが、世界で始めて、実際のアルバム、アプリにこの規格を搭載し商品化したのがHOTALBUMです(2005年)。

この商品化と発売後、5ヶ月でコニカミノルタ㈱が写真事業から撤退するという発表を行いました。

私はHOTALBUMという商品はお客様の写真を護るための大切な商品であり、事業を消滅させてはならない、写真文化と業界発展尾ためにも、この事業を継続すべきであると、コニカミノルタを説得しましたが、コニカは撤退し、その代わり、私の熱意が会社に伝わり、関連特許48件と商標、著作物などすべての事業権を譲渡してくれることになり、私はコニカミノルタを退社し、ホットアルバムコム㈱を設立し起業することになりました。

コニカミノルタが長い間お世話になった、写真のお客様を捨てたことに対する贖罪の意味もありましたが、お世話になったお客様の大切な写真を護りたい、業界への恩返しの気持ちもあり、デジタルの先進企業が見落としていた本質的な写真保管の欠陥の解消に挑戦してみることにしたものです。

昨夜のDVDの保存性が危ないというNHKの放送で、メーカーやブランドによっては寿命が全く無い、粗悪なものが中国製や台湾製には多くあるが、保管テスト中一切劣化しないサンプルBのような国産、日本製のCD-RやDVD-Rもある。ということをご理解していただ桁と思う。

HOTALBUMは此のサンプルBの国産メーカの超長寿命のCD-RやDVD-Rを使い商品化したものである。しかもDISCの寿命とあわせ、アルバムの遮光ケースや、データーの分散記録など多くの工夫を導入しており、誰でも無意識に保管しても、確実に安心保管できる商品としてあります。

勿論DISCが100年保管できてもそのときはすでに、ドライブやOSが変わってしまい写真は再生できないという可能性も高くが、20年とか30年たったらまとめて次世代のblu-rayDISCやその次の光DISCに書き換え「Migration)出来るよう工夫がされている。

今後、写真保管の危険性や安心保管についても時々書いていきたいのでお付き合いください。

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